【ご報告】第20回「まだ出来る人(MDH)研究会」を開催(2021.11.22)

  YUVECは2021年11月22日に第20回「まだ出来る人(MDH)研究会」を開催いたしました。
今回も「新型コロナウィルス感染拡大防止対策」として講師並びに事務局を含めた全員が別々の場所から参加するオンライン会議形式をとりましたが、見学してみたいというゲストの方々を3人お迎えしたことから、この日も賑やかな会となりました。
   今回のテーマとして、「ポスト・コロナ、改正高年齢者雇用安定法で企業はどう動き出しているか」を挙げ、実際に企業がどういう対応を開始しし出しているのかをご講演頂きました。まず、富士通Japan㈱の藤澤桂一氏より自社のシニア社員等に対して取り組み始めた人事施策とその課題をご報告頂き、続いて事業創造大学院大学の浅野浩美教授から①新型コロナウィルス感染症の感染拡大よる働き方への影響と②2021年4月1日改正高年齢者雇用安定法施行後の対応状況についての整理結果、並びに②に関連した先進企業における取り組み事例のご紹介を頂きました。
 今回のご講演における「シニア」は、どちらかと言えば、本研究会で扱ってきたまさに定年を迎えつつある方やリタイア後の方というより、もう少し若年層の定年や退職を意識し出す年齢の方々を対象にされている印象でしたが、それは企業側からも70歳までの雇用就業機会の確保という観点から社内的に少しずつ動きが出てきている証拠だということがよく理解できるお話でした。
 講演後のワークショップでは、活発な質疑応答や意見交換が行われましたが、本テーマについては、今後の研究会等において更なる事例収集や議論の盛り上がりを期待したいと思います。
  
参加者:企業経営者、研究者、スタッフ等19名

    (発表時の資料映写並びに参加風景)

 

 

 

 

 

 

 

(企業の皆様からのMDH研究会参加は有料になります。
 ご興味をお持ちの方は下記YUVEC事務局までお問い合わせください。)
  事務局長:佐塚眞弘 
  電話  :045-340-3981
  e-mail    : yuvec02@ml.ynu.ac.jp